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《ネタバレ》 配役がベスト!YOUが母親役をやることで、また帰ってきそうな感じがして、ほのぼのとしたムードがあった。
そして、タテタカコの「宝石」が、この映画にベストマッチしている。 あとは、カメラワーク。いろいろあるカメラワークの中から、一番貧乏くさく映る撮り方で撮っているのではないだろうか?と感じた。 この映画、確かに万人受けはしない映画だと思う。 でも俺は、観て本当によかったと思ってる。 色んな考えさせられる映画を観てきたけど、この作品は、「かわいそう」だとか「悲惨」だとかいう言葉で片付けられる映画じゃない。 実際の事件とは違う、フィクションで作られているし、実際の事件とは違う結末があるから。 一番印象に残ってるのは、ゆきが死んで、埋めた後、またいつものように生活をはじめた兄弟たちの後姿。(ラストシーン) やっぱり無邪気な子供だっていうことを、最後に忘れさせないでくれる。 柳楽くんが、外で友達をつくったり、ゲームを買ってしまったり。やはり子供だということをしっかり細部まで描いているところに、監督の15年間の苦労が見えました。 よい作品でした。 【Takuchi】さん 10点(2004-09-25 21:05:28)
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