ワン・デイ 23年のラブストーリー の 放浪紳士チャーリー さんのクチコミ・感想

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ワン・デイ 23年のラブストーリー の 放浪紳士チャーリー さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ワン・デイ 23年のラブストーリー
製作国,
上映時間107分
劇場公開日 2012-06-23
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ご贔屓女優アン・ハサウェイ嬢単独主演、待望のラブストーリーですが・・・。ファンの自分でもこの点数が限界です。宣伝文句の「学生時代からの23年間にわたる男女の愛と友情の軌跡!」・・・と言われれば、否応なしに私の恋愛映画生涯ベストワン作品「追憶」(10点)や、秀作「恋人たちの予感」を思い起こさせられる。まあ、そのレベルまで達するのは無理としても、きっと甘物好きの自分にはピッタリの映画に違いない!と踏んで、勇んで劇場に向かったわけです。残念ながら、その期待は大きく裏切られる結果に。特にプロットに面白い「仕掛け」があるわけでもなく、脇に面白いキャラクターがいるわけでもなく、機知に富んだ会話が楽しめるわけでもない。主役のお二人とは世代的には同じくらいのはずなのに、共感できる点も殆どない。ないないづくし。正統派といえば聞こえがいいけれど、こういう作品を「凡庸なラブストーリー」っていうんでしょうねぇ・・・。原作者に脚本まで担当させた弊害が、悪い方向に行ってしまったような気がします。演出は、ラブシーンの名場面を幾つか作ろうと、かなり頑張っていたフシは見受けられましたが、肝心の脚本がコレでは努力も浮かばれません。お当てのアンですら、彼女の魅力という点で、「プラダ」「レイチェルの結婚」はもちろん、最近再見した「パッセンジャーズ」にも遠く及ばない。やっぱキレイだな~って素直に思えたのは、友人の結婚式のシーンでのチャイナドレス姿くらい。う~ん・・・こんなはずじゃなかったのに・・・。なんだか全てにおいて中途半端でもったいない映画ですね。平均点以上を献上できるのはレイチェル・ポートマンの音楽のみ。ファンとしては、そろそろアンに「これだっ!」っていう決定的な代表作となるような作品に主演してもらいたいです。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 5点(2012-06-27 00:30:04)(良:2票)
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