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小説も映画(1960年版)も大好きな俺。平均点は低いようですがかなり好きな映画です。原作とは話の内容も雰囲気もかなり違っていて、原作は哲学的かつファンタジー(メルヘン含)のような作品に対し、この映画はかなりエンターテイメント重視で娯楽化しています。でも全体的な構成もいいし、美術にいたっては文句のつけようがない。この映画は多元宇宙論を基に語っているのではないので矛盾はありますが、考え方と言うのはいろいろあるものですからそんなに気にしないと思います。ほかにもエマの存在がいつの間にか主人公の頭の中から消えていたと言うのもありますが、個人的にはそれを乗り越えて未来で希望を見つけたと考えたので、特に気にはなりませんでした(そう考えるには作り手の説明不足もあるのかもしれませんが、個人的には全くそこに違和感を感じなかったので)。とにかくとても楽しい映画でした。
【A.O.D】さん 8点(2004-01-27 01:07:24)
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