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たまたまテレビで観たんやけど、わりとおもろかったです。たいした特撮技術もなくお金もかけられないのを、こじんまりした世界観とうまい映像さばきでカバーした感じで、でもその世界観がわりと味があって最後まであきずに観れました。特にゼイラムなんかは、何を考えてるのかわからない怖さが、その和風な風貌(侍がかぶりそーな笠とか、笠の前にあるおたふくの能面みたいな顔とか)とあいまって、古い日本独特の不気味な感じをかもしだしてて、登場時のお経なんかも味があります。俺の場合、宇宙人が日本に来ることじたい、荒唐無稽でリアルさを感じひんねんけど、これは、それでも物語に引き込まれました。コミカルな日本人コンビのやりとりとか、森山裕子の意外とナイスなバディー、じゃなくて、ナイスなアクションとかも引き込まれた要因の一つかもしれせん。この映画、アニメ好きな人達に人気があるよーですが、なんとなくわかる感じはします。これ2も観ましたが、それで終わったのがちょっとおしいです。できるなら3、4と観たかったかな。てゆーかテレビシリーズなんかで観たかったですね。ちなみに、これで森山裕子と雨宮慶太の世界にはまれば「タオの月」もいい感じだと思います。
【なにわ君】さん 7点(2004-10-06 10:26:58)
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