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《ネタバレ》 友達がかなり大絶賛、そしてここの評価が高いし、設定もおもしろそうなんで、もう観る前から俺は多分、これ10点つけるやろなって感じでビデオで観たんやけど、なんかね、完全にははまれんかってん。そんな自分がちょっとショック。いや、おもしろいのはおもしろいんよ。最後まで集中できたし。それぞれの内通者同士の決闘って設定も、なんで今まで誰も思いつかなかったんやろって思うくらいよくできてる。特に最初の内通者の攻防なんて、演出もふくめ、うまいと思う。主役の二人は男の俺でもかっこいーと思う(特にトニー・レオン)。だけど、なんか、少し悪い意味の香港テイストが出ててたんよね。そう思うのは俺だけもしれんけど。なんではまれんかったか、よく考えてみると、まず緊迫感が今一歩やった。特にマフィア側の。マフィアが全然怖くないねんな~。谷啓似のボスもなんか気のいいオヤジって感じで。マフィアってもっとどっか危なっかしいってイメージがある。もっと緊張感バリバリの怖いマフィアを描いてくれんと。香港映画の悪党ってイマイチ怖くないんが多い気がする。それとちょっと細かい所やけど、長官が死ぬところ、マフィアの一人が、「彼は10分の拷問にも耐えた」ってすごい盛り上げるような感じでゆーんやけど、10分って、なんか微妙やねん。なんか耐えれそうやん。10分。なんで一時間とかにせんかったんかな~。そーゆう細かい所のツメが甘いんやけど、がんばっておもしろくしようとしてる、そんな必死感がちょっと見えてもーた。ハリウッドなみの余裕感があれば、もっとはまれたと思う。てゆーか、10点つけれるくらい、はまりたかったよ。こーゆう映画好きなだけに。
【なにわ君】さん 7点(2004-07-12 14:18:34)
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