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ジョン・ミルズ演じるマイケルが印象に残る。ロージーにとって正の異人が英国少佐とするなら、負の異人が白痴のマイケルといえるのではないだろうか。同じ足をひきずり、村人の中で最初にこの少佐と出会い、ロージーと少佐との浮気のきっかけを作り、最後には少佐の自殺の武器を提供したり・・・。随所に顔を出す神父はさしずめ聖の異人といったところか。またラストでロージーがあれだけ忌み嫌っていたマイケルの頬にキスをするところが意味深。この映画を共同体と異人との関わりといった観点で見ると非常に味わい深く考えさせられる。
【スリム小池】さん 9点(2003-05-02 16:52:13)
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