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序盤は硬派な印象を受けたけど、だんだんご都合主義が散見されるようになって、つっこみどころも増えてくる。取っ散らかった作り、無能が過ぎる警察、なげやりとも思える最終決戦。これはなかなか厳しい…。近年、大規模に公開される邦画は殆ど原作付きだ。"あの本の映画化ならひどいことにはならないだろう"という一定の安心感がなければ映画館に足を運ばせることは難しい。そんな時代に菅田将暉、小栗旬といったヒットメーカーを迎えて製作されたオリジナル作品「キャラクター」。興行的に成功したことはひとまずおめでたいが、千数百円出してこれを観た人は原作無し作品への不信を一層強めたのではないだろうか。そう思うと残念でならない。
【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-04-15 21:07:39)
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