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やはり皆さんの指摘されるように無理に犯人を捜そうとせず、素直に騙される方が良い。この映画の本質はあれこれ推理する楽しみよりも騙される快感を優先しているからである。内容はアガサ・クリスティの小説と非常に似通っている(題名は伏せます)。確かにある意味では非常に狡猾なトリックだ。最も後者は小説だからこそ非難の的となったが、こちらは客観視した映像があるために成り立つといえる。この映画の功績は脚本化のクリストファー・マッカリーだけでなく、伏線を活かした演出をしたブライアン・シンガーに負うところも大きい。犯人の利き腕や日本の描写から推測する事も可能だが、何回か見返してみると犯人を意図的に欠落させたシーンがあることにも気付くだろう。
【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-11 23:41:00)
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