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《ネタバレ》 多くの洋画ベスト10(100)で1位に輝いてきた作品。ついに観ました。ガランスを愛する4人の男たちの他、登場人物がすべて自立しており彼らが何かするたび、彼ら、そして彼らのいる世界、つまり作品全体が浮き彫りになり立体的に膨らんでいく感じ。力強い。ディテールがしっかり作りこまれているのに、小細工性は微塵も感じられない。人間ドラマ映画としてその作劇は完璧に近い。他の方たちの感想聴いてたら、人によっていろんな見方ができる奥深さがあるようです。しかしそれは決して曖昧だからではない。ナチス占領下というマイナスがあったからこそ完成された映画とも思いました。今日視聴した自分にとってのマイナスはやっぱ「古い」ってことですかね。それはあくまで時代の差かもしれませんが、やっぱりそこは映画の場合、免れないかもしれない。もっとも私にとってのマイナス要素であって、この作品の欠点では決してない。
【シン】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-01 23:55:41)
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