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原作未読ですが、原作もこんなにチープなんでしょうか。漫画や小説など原作のある作品において、ある種のキャラクター、ある種のシーンはうかつに実写にしないほうがよい、ということが多々あります。今作における美女丸がその良い例でしょう。見ているこちらが恥ずかしくなります。あずみの殺陣もひどい。動きにきれがない。体の芯がぶれてしまっているのを、カメラワークでごまかしている。主人公なんだから、もう少し頑張ってほしかったです。異様に引き伸ばされた殺陣も長ければ、ラストも長い。監督か、脚本家か、どちらかが切りあげどころが読みきれていない。豪華な脇役も勿体無いです。こんなだったら、原作を大胆に解釈して、あずみを男にしてもっと達者な人にやらせりゃいいのに。どうせ、今作だけではあずみが女である必要はほとんどないのですから。などということを、鑑賞中に考えさせるような映画は、やはり出来が良くない、ということだと思います。
【虚学図書之介】さん 2点(2004-06-03 11:23:52)
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