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《ネタバレ》 登場人物の個性、色気、狂気がとてもお気に入り。
複雑な家庭事情で虐待を受けるポートマンの 嘆きすらゾクッと来る(変態みたいだな)。 ロリコン映画ってのは間違いないが、ジャン.レノ演じる 殺し屋さんは教育を受けていないというより、ちょっと知的 発達が多少遅れているように描かれていた、と思う。 だから殺し屋さんのほうが幼くみえる。そして抱かれる少女は レオンにとって守るべき人であり、そして母親のような存在 でもあったように感じた。 決してレオンはヒーローではなくて犯罪者であり、殺し屋だ。 この映画の本当のヒーローは少女でありながら彼の精神を 救ったポートマンなのだ。そしてあのラストも 殺し屋は結局は安息の地などは無いということである。 ある意味では殺した命たちへの罰でもある。 一時的にでも彼の心を救ったこの少女に乾杯。 【ロベルトカルバーリョ】さん 8点(2004-03-15 21:17:57)
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