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《ネタバレ》 あの時代、確かに奴らがそこにいて輝いていた・・・。こんな男達のドラマをノスタルジックに描かせたらジョージ・ロイ・ヒルは本当に上手いし、ジョージ・ロイ・ヒルのこんな映画にはレッドフォードが本当によく似合う。今回は危険を顧みず大空に魅せられた愛すべきヒコーキ野郎共のお話。
冒頭でウォルドが話すドイツ空軍の撃墜王ケスラーとの伝説の空中戦を、さも自分が戦ったように話すホラ話、後半にケスラーが登場し彼から実際にその空中戦が語られ、それを聞くウォルド。このシーンが素晴らしく、これが最後の対決に見事につながっていく。そしてラストは遂に夢がかなって憧れのケスラーと戦う。このラストの空中戦の結末の見せ方がやはり上手い。敬礼の後、実に爽やかな余韻を残して雲の中に消えていく。どんな映画でも見事に作品を盛り上げるヘンリー・マンシーニの音楽も素晴らしかったです。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-06 12:39:54)(良:1票)
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