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《ネタバレ》 15時17分パリ行きの特急に乗り合わせた乗客とテロリストとの闘いを再現するサスペンスと思っていたので
この列車に乗り合わせた3人のアメリカの若者たちの生い立ちから見せるストーリーは意外でした。 悪ふざけをしては校長室に呼び出されるような、アメリカのどこにでもいそうな子どもたち。 その生い立ちや遊びを通して、3人のうち2人は軍人を志す。アメリカのどこにでもいそうな青年たち。 それもエリート軍人ではなく、戦地の村で忘れ物をしたり訓練に遅刻したりする姿が。 俳優を使わず、実際に英雄となった3人にそのまま自分たちを演じさせ、 ヴェニスやアムスを観光する彼らの姿は、本当にどこの観光地でも見かけそうなごく普通の若者の姿だった。 そんなごく普通の3人の若者の姿が効いてくる。15時17分パリ行きに乗り合わせた色んな国の名もなき人々が力を合わせ、 勇気を振り絞り被害を最小限に食い止めるべく闘い、重傷を負った乗客の命を必死で救おうと奮闘する様を描く。 思っていた映画とはかなり異なりましたが、これもまたイーストウッドらしい映画だと思えました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-09 16:22:31)(良:1票)
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