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レビュー情報
《ネタバレ》 チャン・イーモウの中では最も好きな作品です。50年代の大躍進政策、60年代の文革という、庶民に犠牲を強いた2つの時代に2人の子供を失った夫婦の物語です。しかし、決して暗い映画ではない。チャン・イーモウの批判精神だけでなく、ユーモアのセンスが素晴らしい。それに加えて主人公である夫婦を演じる2人が実にいい。飄々と運命を受け入れて生きていく夫、それを支える力強く、明るく生きる妻。それゆえ、後味は決して悪くない。悪いどころか、不幸を乗り越え、それでも家族が支えあって人生を明るく前を向いて力強く踏みしめて生きていく姿に勇気さえもらった気がしました。
【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-11-27 21:00:59)(良:1票)
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