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《ネタバレ》 いやぁ1960年という制作年を考えると、かなりのサイバー感じゃないでしょうか!走査線がビビビッと走るタイトルバックも全然古さを感じなかったですねぇ。ちょっと『ビデオドローム』っぽいというか。まぁストーリーや展開にツッコミどころが満載ではありますが、ソレを現代の感覚でアレコレ言うのもフェアじゃない気がします(微笑)。とにかく、二枚目の鶴田浩二兄ィと東宝特撮無敵の安定感平田昭彦のツートップに加えて、チョイ役なのに異常な存在感の天本英世も最高だったりとコチラは大満足なのであります。それとミニチュアワークによる、走行中の列車が爆発するシーンも素晴らしかったですねぇ。
ちなみに中丸忠雄演じる須藤のキャラがクセが強い!電送怪人とかいう前にすでにサイコパス!あんな人が会社に訪れて意味不明にあんなニヤニヤしてたら通報ですって(苦笑)。そして女性営業部員を呼び出して、実はお泊り案件とか…ダメ。ゼッタイ! それにしても、大本営キャバレーとか、凶器が銃剣とか、そもそもの事件の発端の軍事資金だとか…劇中のセリフにもありますが戦後まだ15年ほどの時代だったんですねぇ…。 そして余談ながら…電送人間がヒロインをお姫様ダッコしながら歩くシーンが『大アマゾンの半魚人』オマージュなのかが非常に気になります(笑)。 【幻覚@蛇プニョ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-25 02:10:21)
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