アウェイク(2007) の タコ太(ぺいぺい) さんのクチコミ・感想

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アウェイク(2007) の タコ太(ぺいぺい) さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アウェイク(2007)
製作国
上映時間85分
劇場公開日 2011-05-21
ジャンルドラマ,サスペンス,ファンタジー,医学もの,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 遅れ馳せながら、デビュー当時は良く知らなかったもののTVドラマ「ダーク・エンジェル」以来ドハマりしているジェシカさん目当てで鑑賞。

子離れ出来ない強烈な母親、母に面と向かってものを言えない息子、可愛さ健気さ&妖艶さまで兼ね備えた婚約者、自ら名医を標榜する権威主義的医師等々、登場人物のキャラがものの見事にミスリード大会。それを若干短めの尺で「術中覚醒」という強力な演出を絡めて描くのだから、エンタメ系ミステリーサスペンスとしては一級品だと思います。正直面白かったです。

序盤はジェシカさんとヘイデンさんの濃厚なラブシーンに羨ましさばかりが暴走、主人公の母親が登場すれば「捨ててしまえ!」とばかりに嫌悪感爆発、心臓外科の名医が登場すれば主人公が突き放す姿に「ざまあみろ!」的シンパシー。そして手術が始まると予告されていた術中覚醒状態勃発。痛そー、やめてー、と感情移入。

で、このお話はどこに向かって行くのと思い至ったと同時に中盤以降は一気に種明かし。あれれ?親友の裏切り?それとも目的あっての友達面?アル中助っ人Dr.が寧ろ救いの神?え?主人公幽体離脱?(冗談です意識下の想念のビジュアル化かな?でもお母さんの霊とも話してるしやっぱり幽体離脱?)そして、まさかのジェシカ、君までもがそっちの人?てか、ほぼ首謀者?

よくよく考えると術中覚醒~犯罪の発覚部分は必要だったのかな?的に思えないこともないです。だって主人公が幽体離脱(違?)している間に全て終わってしまっているわけだから。主人公の意識なのにサイドストーリーと言えなくもないような。あぁ、でもやっぱりお母さんの霊と話してるんだからサイドストーリーとも言い切れないか…。(混乱)

結局、鬼母と思われた母親は自らの命を捨てて息子に心臓を託す。(服毒自殺したドナーの心臓が使えるのかどうかは分かりませんが)名医を自ら標榜する名医があらゆる手続きをすっ飛ばして超法規的ミラクル引き継ぎ執刀で奇跡の手術成功。悪者一味は壊滅。逃がしてあげたかったジェシカさんも顔にあざ作って確保されてしまう。伏線回収の妙と言うべきか予定調和の妙と言うべきか、お見事なエンディングでした。

ここまでの書きぶりでもお分かりの通り、諸手を挙げて称賛出来る作品ではないと思います。けれども大いに楽しめました。そしてジェシカ(当時26歳)が可愛い過ぎる。なので7点献上します。8点かなと思ったのですが、心臓移植手術とその患者さんに対しての心無い台詞があったのでその分マイナスです。(ホントはもっとマイナスすべきかも)
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-06 14:54:22)(良:1票)
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