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《ネタバレ》 解らんです。これはサスペンス?ミステリー?ヒューマンドラマ?
突然ワケアリの友人が転がり込んで来て彼女も巻き込んだ不思議な生活が始まる、というのはコメディとかで決して突飛でもない設定ですが、本作はコメディではなく寧ろ恐ろしげにさえ感じる展開。我が物顔でキッチンに立ってこの人なんなの?居座る気?と思いきや、どうやら就活はしている様子。彼女に黙って受け入れる透も透だけど、二人っきりでも結構平気な沙耶も沙耶だったりして、登場人物の関係性がモヤモヤしたまま短い尺が進んで行く。 普通なら衝撃の事件みたいな転換点が待っていそうだけれど、沙耶と伸太郎の会話場面と透と伸太郎の会話場面でやや核心に迫るかなという程度。種明かし的にまではならない感じで終了。モヤモヤが残ったままなのは私の読解力不足なのか。 結局、伸太郎は別人だったのでしょうか?「通報」って?財布から現金抜かれたこと?それとも別人疑惑?語られていない事実がある?別人だったら何で昔話出来た?何故透は沙耶に打ち明けなかった?そんな不穏な状況にあってのラスト。予告電話は無言だった?無言だったからこそのドアロック?モヤモヤとしたままの終了でした。 都会の片隅で暮らす若者たち。決して根の生えたような生活ではない。そこに訪れる転機。不安定な状況から生まれる新たな関係性。しかし、その関係性は脆く儚い。何もなかったの如く明日はやって来る。そんな感じの解釈で良いのかなぁ? 展開に期待を膨らませつつ観ていたら、サッとすり抜けられてしまったような感覚が残ったという不思議な作品でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-02-24 11:06:22)(良:1票) 《新規》
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