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《ネタバレ》 静かな阿部寛の、優しい目がとても印象に残りました。
何に対しても、静かに、丁寧に、対応する先生、 苛立って教科書をバンバン叩きつけた生徒を、ただ見つめて、 彼が落とした教科書を、静かに広い、丁寧にホコリを払って机に置く。 その穏やかな所作が、もしも、本当にこんな教師がいたとしたら、 太刀打ちできないだろうなと思わせる説得力がありました。 何もかも、見透かされてしまうような。 何一つ解決してはいないのかもしれないけれど、 生徒達の心に、強い印象を残したのは確かだったと思います。 全員が、最期の反省文を書いたわけではないけれど、 書いていない生徒でさえも、 意識していないわけではないと思わされました。 それは反省したとか、しないとかではなく、 自分がしたことを、あらためて思い出したという意味で。 それにしても、阿部寛、よかったです。 【mogu】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-08 00:33:25)
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