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《ネタバレ》 第二次世界大戦の真っ最中に夫をナチスドイツ軍に連れ去れらた妻を演じているアリダ・ヴァリの心の美しさ、人間的な温かさが染み入る。これはどこから見てもいかにもフランス映画らしい優しさのあるドラマ!戦争映画ではあるけど、戦争シーンを描くことなく戦争の傷跡、傷みというものを描いている。ここらがいかにもフランス映画らしくて良い。ハリウッド映画がよくやるようなドンパチ、ドンパチの戦争ものとは違う。記憶を失い放浪者となってしまった夫の記憶を取り戻そうとカフェで思い出の曲を流しダンスをするシーンが何とも言い難い印象を残しそうなほど心に染み入る。フランス映画を見ていて思うのは、こういう映画作り、ムード作りの上手さを毎度ながら感じます。
【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-02-27 20:29:35)
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