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「マラノーチェ」というのは「最悪の夜」という意味。予備知識なしで観に行ったので、ホモの主人公にはちょっと当惑した。割と淡々とした話で、場面転換の歯切れが悪く、少し観づらく思うところもあった。でもモノクロの映像も含め、全体の雰囲気はわりと好きだ。当惑させられたものの、主人公はいいやつで魅力的だし、ギターの音色もきれいだったし、場面をとりまくふつうの日常の空気もなじみやすかった。でも、もう少し何かほしかった。話に大きな起伏のないぶん、くっきり印象に残る何かが。
【ジェイムズ・ギャッツ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-30 18:42:37)
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