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ティムバートンバットマンじゃない!ってのが、当時衝撃的に拒否反応を招いたが、バットマンをヒーローものとしての純潔度で測ればこの作品が一番かも。
いままでのモノクロチックな色合いから急に原色な作品になったが、正直これはこれで面白い。 歴代バットマンの中で一番甘いマスクと思えるヴァルキルマーも、敵としてのジムキャリーasリドラーも良い。 しかし、この作品の奥に眠る隠されたテーマ性も見逃さないで欲しい。 幼少の頃のブルースが、ケーブに落ちたとき見た巨大な蝙蝠… 恐怖を覚えたがすぐに受け入れた…宿命として。 一方のヲタクのメタファーとして描かれた、ジムキャリー扮するリドラー… 最後の戦いで彼はバットマンに巨大蝙蝠を見た… が、その恐怖を受け入れる事出来ずに自我を崩壊させる。 そう、ヒーローの条件とは恐怖を我が物として受け入れる「覚悟」なのだ。 そんなバットマンよ、フォーエバーなれ。 【映画の奴隷】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-11 01:51:22)
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