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《ネタバレ》 クレしん映画史上おそらく最恐。世界観がお子様向けであるため、ちょっとしたホラー要素でも殊更怖いものに感じられるのでしょう。親がいつの間にか別人に入れ替わっている。幼い子供たちにとって、親は特別な存在です。生活の基盤であり心の拠所。ニセモノと疑いつつも、お母さんが好きだという風間くんの気持ちは切ないですね。普段は意識しない家族のつながりの大切さをクレしん映画はいつも教えてくれます。前半のホラー部分は上々。事態収拾に向けての流れも悪くない。ただ、「尺稼ぎでは?」と思われるような描写が散見されたのが惜しい。また、逃げ惑うこんにゃく人間たちを、子供たちが一方的に消去していく描写は、見ていて気持ちが良いものではありません。殺戮に見えてしまう。シューティングゲーム的爽快感を狙ったのかもしれませんが、的外れ。反撃してこない敵を倒したところで面白くありませんし。長州小力は完全にだだスベリ。素直にゲストは鈴木亜美でよかったんじゃないかと。ボスと女エイジェントとのサンバ対決は、相当シュール。でもこんなのも嫌いじゃありません。ボニーピンク風、受け口ヒロインの健康的なエロさに+1点。
【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-16 19:44:50)(良:1票)
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