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《ネタバレ》 桃太郎侍型007。
で全てを言い表している気がしますが、流石に乱暴なので少しばかり追記を。加速度的にスケールアップしていった復讐劇。発端は私怨でしたが主人公の行動原理は「社会秩序の維持」にありました。それが「養蜂家」の使命なのどしょう。一線から退いた身とはいえ、その思いは失われていません。というより養蜂家はもともと組織(政府)の統制下にはなく、自身の判断、つまり個人の善悪の基準で動くそう。おそらく相当な人格者でなくては務まらないはずですが、彼の後任養蜂家をみるそんな事無さそう。げに恐ろしいシステムですが、政府が自浄作用として採用しているという説明は「そんな馬鹿な」と思いつつ、とても面白い発想です。正義の味方は会社員ではなく個人事業主。007の「殺人許可証」が貧相に思える途轍もない権限?ですが、世間一般に周知されていないので全く尊重されないのがまたなんとも。大統領の息子にまで弓を引く、いや銃口を向ける大暴走にはお口あんぐりですが、だからこそ爽快でしたし、勧善懲悪とは本来こうあるべしと感じます。ところで養蜂家は、PCウイルスの駆除ソフト、あるいは人類を管理する新型AIみたいなイメージなんでしょうか? 【目隠シスト】さん [インターネット(吹替)] 8点(2025-04-14 21:09:35)《新規》
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