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《ネタバレ》 鳥が本格的に出てくるまでの人間模様の描き方が、このままヒューマンドラマにしてしまえば良いのではないかと思うくらい非常に素晴らしい。その分、鳥の襲撃には少々唐突さを感じてしまうのですが、「日常に突如現れるイレギュラー」のメタファーとして見れば物語を彩る絶妙なスパイスに感じられる。ただ終盤になるにつれ、やっぱり題名どおり、ただの鳥のパニック映画になるので残念です。鳥の意味するものは「原因も意味も全く分からないものへの恐怖」というようなものなのでしょうが、自分にとっては「丁寧な脚本の中に突発的に見られる不条理」と感じられてしまって、それに対するストレスのほうが先にきてしまいます。十分楽しめたけどマイナス要素もあるということで、これくらいが妥当な点数ですかね。
【bizen】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-24 00:16:07)
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