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《ネタバレ》 監督は数々の名作を作ってきた橋本忍、音楽は芥川也寸志、キャストも豪華と、まさに50周年記念にふさわしい作品を作るお膳立てはできているのですが、実際の作品はちょっとヤバいものになってしまってます。(ただ、いろいろなレビューで言われてる程ひどいとは思いませんが。ちゃんと最後まで見れましたし。)
ストーリーは、愛犬を殺された主人公の復讐劇なんですが、まあ、この主人公がちょっと電波系が入ったキャラクターで、正直あまり関わりを持ちたくない類の人間なんですよね。(例えは悪いかもしれませんが、ちょっと前に話題になった「騒音おばさん」に近いものを感じます。) 多分、主人公の設定をもう少しまともにすれば良かったとは思います。それ以外は時代劇シーンとか比較的まともだと思うんですが・・・。(最後の宇宙へいくところも、私は「ああ、こういう事なんだ・・・」と納得できましたし。エンドロールにNASAの名前があったのは笑えましたが。) 主人公の女優さんが走ること走ること、「太陽にほえろ」より走ってますね。(追いかけられてる方も警察駆け込むなり、助けを呼ぶなりすればいいのに・・・・・。) 予告編を見たら、「砂の器、八甲田山に続く橋本プロ第3弾!」の謳い文句が!すごいオチをつけてきたなという感じです。(日本映画史に残る2作品のあとがこれかい!ってツッコミたくなりました。) いろいろ言われている作品ですが、まあ一度この世界を体験してみるのも悪くないですよ。 【TM】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-05-07 20:08:09)(良:1票)
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