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《ネタバレ》 とにかく、サダム・フセイン政権下のイラクがクルド人に対して行った攻撃の悲惨さが痛烈に伝わってくる作品でした。前半のユーモラスなロードムービーに爆撃機の音が被さっていき、直接的な表現は無いもののイラクによるクルド人大量殺戮や化学兵器の使用の非道さが描かれていきます。
まあ、そんな悲惨な状況の下にあっても人々は何とか生きていこうとしている訳で、この映画も多少の希望を感じさせる部分はあったのですが、やはり民族問題の難しさを痛感しましたね。 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-26 00:16:10)
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