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《ネタバレ》 恐ろしい映画。コンピュータの中では何が起きているかまったくわからないが、気が付いたら人間の手を離れてしまうかもというのは、近未来を予想しているかのよう。
(ガチャガチャいうコンピュータには古さを感じたが) タイトルからはしょぼいSFのようだが、中身は非常に骨がある。防衛のために作ったコンピュータが反抗し、人間を支配するようになるという展開はまさに恐怖そのもの。 結局解決していないラストも、すさまじい絶望に襲われる。 ついでに、平和というものも考えなおさざるを得ない。誰かに支配してもらって平和になっても何にもならない。自由を失うなら死んだ方がまし、というのは、ポパーの「赤より死」を彷彿させられた。 ただ、後半の展開が、思ったより「息詰まる攻防」という感じが弱かった。だが、今でも通用する内容だと思う。前半のテンポはいい。 【θ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-27 19:31:29)
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