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北欧の小さな食堂を中心に、とても静かに進行する物語なのに退屈どころか、充実感一杯でした。シナリオもいいのだろうけど、3人の役者がとにかくうまい。片桐はいりはやや、くどかった(いや、いいんですよ)ものの、小林さんのナチュラルさとモタイさんの重厚な演技は絶品です。それにしても小林さんは年を負うごとに綺麗になっていく。それも作品を見終わった後に強く感じるのが、不思議です。最後の“いらっしゃい”はその人となりを端的に表した、素晴らしい演出、演技でした。そうそう出来るものではありません。
【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 00:05:47)
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