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《ネタバレ》 映画館という環境と初日の舞台挨拶で生の栗山千明を拝めたので若干評価高めです。思ったよりは悪くはなかったですね。ストーリーが薄く、なんとなく監督の自己満足で終わってしまった感じもしますがそんなところを突っ込むのはナンセンスなのでしょう。ホラーですが怖いというより気持ちわるい・・ギャグも入ってるかな。ホラーと思わない方が良いでしょう。青春ドラマです。映像の迫力はなかなかでしょうか。傷口から生えてきた髪の毛を引き抜くシーンなんかはぞっとしますね。髪の毛が爆髪するシーンや臓器売買の子が死ぬシーンなんかは圧巻。こういうの苦手な人もいるでしょうが俺は好きです。もっと注目すべきとこはやはり大杉漣演じる山崎でしょう。【エスねこ】さんのご期待に応え語りましょう。そりゃもうド変態です。髪より山崎の方が恐ろしいことは言うまでもありません。こういう人って世の中にいるからなおさら怖い・・けど笑える。大杉さんの演技はマスコミに怪演と称されてますが観て納得。彼もあの役を楽しんでいるでしょう(笑)拍手を送りたいです。髪の恐怖、変態の恐怖が描かれてますがもう1つ、人間の怖さも描かれています。あの母親も変態と同じ・・いやそれ以上に怖い存在じゃないでしょうか。ああいう腐った人間も世の中には溢れているのでこれまた怖く、腹立たしいですね。虐待が発覚したとき「あ、死亡フラグたった」と思いつい期待してしまいました。まあ正直あの母親の役はいらないような気もしましたが。栗山千明演じる優子の青春ドラマと髪と変態の恐怖だけで良かったです。【以下栗山千明嬢についての語りw】今までの出演作品で1番明るいキャラじゃないでしょうか。もうそれが観れただけでも大満足。他の多くの作品で演じるようなキレキャラとのギャップがたまりません。栗山千明が1番良い感じで撮られている映画は多分これでしょう。上映が終わり帰ろうとする時、後ろの青年が「栗山千明可愛かったね」と言うのを聞いて「ですよね!いや~あなたとは友達になれそうだ」と思いつつ言いたかった言葉→「栗山千明は『可愛い』じゃなくて『美しい』んだ!」・・・はい、最後まで読んでくれた人ありがとう。■追記:どうもです、エスねこさん。そう言えば猫の描写が多かったですね。しかしそれよりもあまりに美人が揃い過ぎてる事の方へ目が行ってしまいました(笑)
【ケ66軍曹】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-17 22:03:06)(良:2票) (笑:1票)
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