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とにかく内容以前に、最近の予告編製作事情というのは何とかならないのだろうか。「地球が静止する日」もそうだったが、本作も予告編でほとんどの見どころを見せてしまっていて、実際に本編を鑑賞した時の楽しみが半分以下になってしまっている。確かに飛行機事故や地下鉄脱線のシーンは大迫力なのだが、一度見てしまっている以上、驚きはやはり半減なのだ。映画の内容自体は「20世紀少年」のハリウッド版といったところで、前半の数字と事件の関連性は実にミステリチックでワクワクする。ありきたりな展開ではあるが、50年代のSFが持っていた躍動感を大いに味わえた。だが、やはり後半の失速感はいかんともしがたい。あまりにもあっけない結末に閉口してしまった人も少なくないだろう。
【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-04-11 18:48:33)
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