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20億の大作予算をかけただけあって、20年前の映画としてはなかなかの映像美を展開してくれたと思う。何せまだまだデジタルではなく、ハイビジョンで合成していた頃だからね。マット・ペイティングで描かれた城下町や着ぐるみの竜なんかも、アナログにも関わらず雰囲気は出ていた。市川監督にしてはドラマの作りこみが甘いので、最終的な満足感は大味な気がするが、沢口靖子や石坂浩二などの豪華キャストは見ているだけでも楽しめる。特に中井貴一が良い味出していた。
【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-22 04:06:51)
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