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《ネタバレ》 ウィル・スミスが出てるから・・・。と気楽な気持ちで観に行きましたが、予想を大きく覆されました。SFというよりスリラー映画でしたね。前半部分の、敵が見えないままの展開は緊張感が凄まじく特に最初の敵との遭遇する場面は、とても心臓に悪かったです。また、時々フラッシュバックされる回想シーンも、一人称の視点による見えない恐怖と混乱を良く描いており、しかし外部からの最低限の状況説明もされている。無駄がありません。このままのテンションで全編通してくれたら、自分的には、「エイリアン」並みの傑作となったと思ったのですが、クリーチャーが出てきてから一気に安心(?)して観られるようになってしまい、とても残念です。
批判の多いラストは、確かに安直ですが、愛犬が死んで生きる希望を失い、生き残りと出会っても心の底から喜べなくなってしまう。そんな主人公が選んだ結末が肯定的に捉えられ、この絶望的な状況の唯一の救いとなっており、結構気に入ってます。 映画としての点数は前半10点&後半5点でこの点数です。 【osaosa】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-10 19:00:15)
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