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《ネタバレ》 実は、この映画を映画館で3回、DVDで2回見た。理由は大いに感動したからである。
確かに、泣かせ所やツッコミ所が満載のコテコテのストーリーではあるけれど。 「主演」の松雪泰子は、この映画で演技派としての境地を開いたと言っても過言ではないと思う。レトロでキュートなファッションを軽々と着こなし、勝気で無鉄砲だけど、反面、女らしい愛情に満ちた情熱的なダンス講師の役を好演した。この作品では、「助演」の蒼井優がより高く評価されたが、むしろ、今まで映画ではあまり作品に恵まれなかった松雪にとって、実に、記念碑となった作品になったと思う。映画が彼女を役者として成長させたのか。 また、役柄で蒼井の親友の役で家庭の事情からダンスチームを退団することとなった少女の役を演じた、徳永えりの演技には思わず涙腺が緩んだ。スターである蒼井に一歩も引けを取らなかった、彼女の演技力に今後も注目したい。 蒼井優の演技者としての表現力、演技力(ダンスも含め)は他の若手女優の追随を許さないのではないかと思う。あのあどけない笑顔さえ、完璧な美人でない蒼井の魅力を逆に強く引き出していた。 【ウクレレ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-08-18 21:30:33)
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