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《ネタバレ》 正直スピルバーグ版には期待してませんでしたが、このオリジナル版は非常に期待していた。
リメイクされる作品=名作という式が自分の中で成り立っていたからだ。 そして観てみて分かったのですが、名作という程ではないようです。 特撮は素晴らしく、視覚的な部分では映画史に残る重要な位置づけの作品なのでしょうが、 アカデミー賞で特殊効果賞しか受賞できなかったのも頷けます(賞だけで凄いですが)。 視覚以外の点では凡作に見えてしまうかも。 リアリティはSFとしてはあったと思います。 例えば避難する場面は素晴らしかった。人々が避難した後の空虚な町並みも良かった。 そして、町で集団パニックになって、人々が奪い合ったり破壊したり、混乱してメチャクチャな感じが素晴らしかった。 集団ヒステリーといったものが見事に描かれてたと思う。 リメイクでもここら辺が生きていたと思う。 あと、街が火星人の機械に破壊される場面が面白かったです。「ピロピロピロ」だとか間抜けな音ではあるが、しかし不気味でもある。 、、、物語が勝手に終わってしまった印象を受ける。 なかなか面白い作品でしたが、僕はこの作品に「2001年宇宙の旅」や「ミクロの決死圏」のような超名作SF並の内容を期待してしまった為にちょっと残念でした。 もちろん、それは僕が勝手に期待を押し付けただけなんですけど。 (2009年の映画メモをもとに) 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-04 22:16:18)
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