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《ネタバレ》 正直、自分にはあんまり合わない映画です。
テロとか政治的な問題の映画、比較的にタイムリーな問題を扱った映画などは 直視しなければならない事柄だとしても映画においてはあまり関心がありません。 それから多くの始点を用いたり、複雑な時間軸を使って巧妙にしたり、 頭の中で計算して組み立てることを強いられる映画は、要領の悪い自分にはあまり合いません。 単純な方が自分には向いてます。 この作品はそんなわけで自分には把握しづらかったり、観るのに苦労した映画でした。 途中で観るのをやめてまた再開したときに、 何度も繰り返されるために似た場面が多いので、どこまで見たのか困惑します。 ただ複数の人間の視点により、起こっている事を立体的な感じで見せていると思います。 また違う視点で何度か同じことが繰り返されるので、一つの事件のようで多面的な見方が出来るようで面白いです。 ただただ自分にも解りやすいのは黒人男性には非常に好感が持てたことと、 一人の小さな少女の命がどんな大儀なテロ計画なんかよりも偉大であるということです。 使命に徹した(仮に)悪でさえ、小さな命が立ちはだかったときにそれを壊すことをためらってしまう。 そんな奇跡を見ました。 武器を手にしない小さな無償の命が破壊力のある力を止めてしまうという不思議な現象が希におこるのかもしれません。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-05-09 01:51:03)
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