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《ネタバレ》 ちょっとナメきってました。所詮はオタク系のゲーム脳に侵食されたキャラ売り映画だと思ったんです(自分もゲームとか好きなのに大分失礼な言い方ですね)。
ところが、その映像美やら色彩美といったら、、、とても舐められたものではありません。絢爛豪華。 「ザ・セル」の日本版といったら誉めすぎでしょうが(あっちの方はもっと寓意的なものや詩的な表現があるから美術的にも上という意味です)、日本の誇るゲーム美術を生かして、観客の目を充分に楽しませる映像作品としては完璧です。 FF‐Xの影響を良い感じに受けた作品で、それと類似した映像世界観がしばしばみられます。 ただ、やはりゲームCGやアニメ文化からの影響の中で作られた印象があり、10代向けに作られているようなので、自分も10代のころに観たらもっと興奮したり、カッコイイと思えたでしょう。 いや、カッコイイんですよ!(自分の感性が幼いからか?)だけどそのカッコ良さがらせ方が10代指定のものなんです。 自分は楽しめるけど、もしこの映画をじいちゃんに見せたらどんな反応するであろうか? ふとそんなことを考えた。 浮世離れしすぎた映像世界が、あんまり社会人向けではないかも、、、 現代版浮世絵みたいな感じかもしれないけど、 たとえ美しいと感じても、この美しさをあまり自分の心のコアの部分にまで持っていくことがためらわれる。 でも茶々の美しさは別物です。 茶々が超可愛いです。優れたデザインの着物と相まって美人の妖精のようです。彼女の大人姿も子役姿も凄く好いです。 まるでゲームのヒロインの実写版といった感じです。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-04-03 02:34:46)(良:1票)
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