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《ネタバレ》 映画館で吹替えと字幕両方鑑賞しました。
過去のディズニープリンセスシリーズのオマージュが随所に散りばめられているので、ひととおり古典ディズニー映画を楽しんだ人には二度おいしい仕上がりになっています。 どうしても主人公のジゼルをメインに捉えてしまうのですが、もうひとりのプリンセス『ナンシー』へのスポットが弱かったのが残念。この映画、ナンシー視点で考えてみるとまた面白いです。NYではバリバリのキャリアウーマンだけど本当はロマンチック大好き。恋人の趣味嗜好に合わせて大人の女性を演じてきたナンシーが、エドワードと出会って本来の自分をとり戻しおとぎの国の女王になるというシンデレラストーリー。恋に破れても相手を怨まず現実を受け入れる潔さとか、自分に『芯』がある。これって古典プリンセスに通じる要素なんですよね。どんな意味でも前向きで強くないとプリンセスになれない。逆に最終的に巡り合ったパートナーと真実の愛を紡げれば全て大団円だし、どんな世界や環境でも女性はプリンセスになれる。人生ってそんなもんなのかもと幸せな気持ちになれました。 未公開のカットシーンにはエドワードとナンシーのやり取りがあったそうなので、DVDの特典映像で見せてもらえないかな~??とひそかに願っています。 【どぶん子】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-14 13:50:43)(良:1票)
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