| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 こんなプリミティヴな社会はイヤだなあと思ってみてましたが、だんだんと今の世の中と本質的には大差ないような気もしてくる。族長の悲哀というか、忍耐一本槍じゃないですか。辰平が背負っていたのは、母親だけじゃなくて、「根っこ」の一族郎党でしたもんね。対比されるのは、そこから逃げ出した父親。■「楢山まいり」の途中、一度母を見失うくだりでシビれた。まるで、いままで悪夢を見ていたとでもいいたいかのよう。■ルールが共有され、きちんと適用されるという意味では、今よりもマシな部分もあるんじゃないか。緊急時対応(馬の背から帰ってきても可)もあるのだしね。
【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2022-09-26 20:52:48)
なたね さんの 最近のクチコミ・感想
|