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《ネタバレ》 なるほど。鑑賞前にはもしかして、いわゆる「推進派的」映画?とか疑心暗鬼になりつつも、矢口監督の映画なら見てみたいと劇場に足を運んだモノです。観終わった今も、それが杞憂だったかのかどうか分からないんだけど、家に帰ってきて、思ったよりも気持ちがいいんですよ。例えば、大地康男氏の農家のくだり。今時の農家はとてもじゃないが電気なしでは赤の他人の面倒を見るほどのキャパないんじゃないかと思いながらも、まあ観終わった気分はいいんですよ。それは、劇中、サバイバルテクにはかなり心もとない父親でしたが、あのくらいの早い段階で、自転車での鹿児島行きの方針を示し、叱咤はしつつもグチを吐かず、ブレもせず、目的地まで家族を導いた父親の姿を見たからだと思います。なんせ、コメディだから、いろいろとアレだったけど、小日向父は良くやったと思いますよ。グッジョブ。電気がないと、ほんとに家族って協力するしかないんですね。やっぱ、うらやましい。
【なたね】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-03-01 22:31:52)(良:1票)
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