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《ネタバレ》 前半の密室劇は、約20年前の名著、広瀬隆氏の「東京に原発を!」を彷彿させながら、その後の原発界隈の動きを分かりやすく教えてもらい、満足でした。広瀬氏の本が、静かなベストセラーになっていた頃も、広瀬批判はありました。本作で、榎本教授の解説したことについて。制作者側は、観客が原子力発電所についてミスリードすることを意図している、とは思えません。ただし、様々な見解の違いはあるのだと思う。本作をきっかけに、まじめな原発論争が活発になっていれば、それこそ「天馬都知事」、あるいは制作者側の意にかなうところだったのではないでしょうか。でも、まー、そんなふうにはならなかったワケですね。【追記】段田安則さんは、いい役者です。もっと、スクリーンに出てきて欲しい。
【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-09 22:46:13)
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