| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 若松孝二は、法とかそんなものでは人間を裁かない。
最後に女性が警察への訴えを止めるとこなど、いかにも若松監督である。 普通の映画なら、クロロホルムを用いた犯罪がエスカレートして、粗くなって、 捕まって、日本の治安は守られた、めでたしめでたしで終わるとこなのだが、 若松監督はそう来ない。 守られて当たり前の平成の世には、まずありえないラスト。 昭和の、キチンと枠にはめぬ人間のものの見方が伺えられる。 そんな若松監督も今はこの世にはいない。合掌。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-11-23 14:44:08)
トント さんの 最近のクチコミ・感想
|