関の彌太ッぺ(1963) の サーファローザ さんのクチコミ・感想

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関の彌太ッぺ(1963) の サーファローザ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 関の彌太ッぺ(1963)
製作国
上映時間89分
劇場公開日 1963-11-20
ジャンル時代劇,ヤクザ・マフィア,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 スジといい、花などの舞台もあわせて日本的な美しさがあふれる映画ですね。10年前の偶然の出会いと別れ、妹の死を盛り込んだ第一部分は満点に近い。あの50両盗みながらも娘を預けてしまう父役はかなり難しい役だと思ったが大坂志郎が巧く演じてくれたと思う。10年後のシーンはちょっと腑に落ちないところがいくつかあって、10年前に50両をネコババせずに返すほどの(小心ながら)善人であった木村功が、ああも変わってしまうのだろうか?十朱幸代にああも惚れて可笑しくなってしまうのか(ごめんなさい)という疑問がどうしても残ってしまいつつ、クライマックスでは泣いてしまった。
ムクゲの花を間に置き、十朱幸代を思い出させたあの名台詞はやはり素晴らしいし、ラストも素晴らしいです。
サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2008-04-01 16:52:54)
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