| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 凄まじい映画ですね。始まりの事務所のシーンで猛のたらしっぷりをあっという間に表現し、稔の世間体のよさをあっという間に見る側に示す。
香川照之とオダギリジョー・・・。 今迄で一番面白い化学反応だった気がする・・・・。 2006年の映画賞総なめも頷けます。 意見が分かれるこの事件の真相ですが、僕は突き落として居ないと思います。 彼女との一夜を通して、兄の知らなかった一面を知ってしまった猛。 そして2人の間にゆれが発生してしまい、初めて罵倒しあった。 そんな兄が家に帰ってくる。こんなに怖いことは在りません。 その恐怖、はたまた臆病ともいえる感情から偽証したのだと思います。 ただ、その後の過去の回想にて兄の本当の大切さを知り、兄を連れ戻そうとする。 最後の絶叫にはそういった意味のざんげの意味も感じ取れました。 もう1つの謎、兄の決断ですが、兄はバスに乗ったでしょうね。 多分猛の言葉は聞こえたのだと思いますが、二人の間の橋はもう架かっていないでしょう。ただ、偽証中の笑顔の真意を分かりえない僕には、まだはっきりと分かりません。 まだゆれてるみたいです 【よーじろー】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-14 00:36:00)
よーじろー さんの 最近のクチコミ・感想
|