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そこそこ面白い。基本的にヤクザ映画は嫌いだが、この映画はヤクザを過度に美化していない点に好感がもてる。
広島出身者としては、劇中の広島弁がどうしても気になった。映画の質と直接関係はないが、思った事をいくつか書いておく。 セリフ自体は、ほぼ正確な広島弁だった。だが、ほとんどすべての役者がイントネーションを間違っていた。一番マシだったのは菅原文太だった。 映画中で「こんな」という言葉を「お前」という意味で使っていた。しかし広島弁で「こんな(こんなあ)」は「こいつ」という意味であって、「お前」ではない。同様に「そいつ」を「そんなあ」、「あいつ」を「あんなあ」と言う。 イントネーションについては最も難しい部分だから、ある程度はやむを得ないと思う。だが語彙の間違いはできるだけ避けてほしいものだ。 【佐吉】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-30 13:44:30)
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