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レビュー情報
《ネタバレ》 原作は読まず、事前にストーリーに関する情報も一切入れずに観賞。
斉藤和義の唄う「ゴールデンスランバー」で始まり、息つく間もなく、主人公が理不尽にも首相暗殺犯に仕立て上げられる前半には「これは!」と思うほど引き込まれたが、連続通り魔キルオの登場から徐々にテンションダウン。 原作の小説ではどうかは判らないが、やはりキルオという登場人物が残念。(役者の演技は面白かったが・・・。)そのあたりから立て続けに、銃をぶっ放す刑事や整形云々のストーリー展開、謎の入院患者や花火師の理由不明快な協力態勢、中途半端なテレビ局の介入、映画中の当初のキャラクターから正反対の積極的行動に出る元恋人など、残念でやたらマンガ的な展開に至ってしまい、失速。 最後に映画のオープニング場面に戻り、中盤以降のマイナスを一気に挽回してくれるような、腑に落ちる場面で救ってくれるのかと期待したが、力及ばず。 でも竹内結子のかわいさと前半の面白さ、そしてエンディングの歌に敬意を表してこの点です。 【勝五郎】さん [試写会(邦画)] 7点(2010-01-21 00:22:36)(良:1票)
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