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《ネタバレ》 全く無傷の一戸建てに全員存命な家族と住む主人公。食料は充分。美人で控えめで物分りの良い婚約者もいる。居住区に空襲が起きれば率先して住民を避難誘導するし、夢を絶たれて心閉ざした仲間に忠告し、いまいち鈍い後輩を教え導く優しさも持っている。
極めつけにラスト、不慮の事故で国益にならずに逝去する自分の状況を冷静に受け入れて、残した恋人にたいして『僕を忘れて新しい人と幸せになってください』といった手紙を書いて静かに逝く…。まるで一道を極めて人生を悟った人格者のような主人公。まあ、この時代にこういう若者もいたのかも知れないけれど、彼が完璧すぎて、物語に入りきれませんでした。その他や映画全般は悪いというわけではないんですが…。 【aforkarn】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-05-04 08:33:01)
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