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《ネタバレ》 公開当時、州知事選の只中にいたシュワちゃんのイメージアップに必要だったとか、単なるアクション映画とすれば面白いとかいう諸兄方の意見に異を唱える気は無い。
だがこの映画はpart2で劇的に感動的に完結している作品だ。『恐れるな。未来は自分の手で創る。』というメッセージは未来の指導者から戦士(父)へ、女(母)へ、そして息子(実は指導者自身)へ受け継がれ現代の観客たちへ…という『人から人への心の連鎖』であるはず。なのに『未来創ったけど運命は決まってたんで今までの無しって事でよろしく♪』とでも言いたげな製作態度には恐れ入って言葉も出ない。傑作たる『2』ではキャストは人間として成長していた。ターミネーターは学習し進化していた。この映画はみてのとおり、キャストの精神は退行しターミネーターは退化している(1億もの武器あったら使えよ。つか、コントロール能力あるならT-850を刺客にして使い捨てろよ・笑)。製作サイドがポリシーをぶん投げたこの映画は、ワタシの中では『無しってことでよろしく♪』という扱いである。 若干付記…カリスマ性と統率力、戦略戦術を教育されたジョンは戦争が回避されてもホームレスなんて無気力な人生に落ちず、独自の生き方を切り開いて社会の裏なり表なりどちらからでも、一大勢力を築く程デカい存在になってると思うんですけど。 【aforkarn】さん [映画館(邦画)] 2点(2009-05-04 11:48:25)(良:1票)
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