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《ネタバレ》 いやー、この映画、今観て背景が理解できる人どれだけいるのでしょうか? 製作されたのがニクソン辞任の二年後というタイムリーな企画だったのですが、当時のアメリカ人には生々しい出来事でも、本作の様なタッチで撮られては他国や後世の人間には楽しみづらくなっていますね。もちろん実話なのですが、二人の記者の取材活動も確認の取り方が結構ずさんだったりしてあまり好感が持てないなあ。だからJ・ロバーツが演じる主幹が対照的に渋く頼れる男として目立つわけです。あの複雑な事件を、事件がいよいよ佳境に入るところでW・ゴールドマンの脚本は物語を終わらせていますが、これは賛否分かれるところでしょう。それにしてもディープ・スロート役のH・ホルブルックは劇中顔が全く映らなかったですが、こういう出演も珍しいですね。
【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-12 00:20:02)
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