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《ネタバレ》 実話とは言え題材としては使い古された感のあるテーマなのでいろいろと既視感を覚えるところがありますね。お話しとしては『フレンチコネクション』の後日談という歴史的位置づけになるみたいですが、“ポパイ”エディー・イーガンが押収したフレンチコネクションのヘロインがよりによって警察内部の腐敗で流通して麻薬ビジネスが隆盛したというのにはホントびっくりしました。そしてあのヘロイン精製工場の様子は、これまた『ロボコップ2』の麻薬ニューク製造工場みたいで、一段とデジャブみたいな変な感じがしました。逮捕されるまでデンぜル・ワシントンとラッセル・クロウが顔合わせしないという展開は良く考えた脚本だと思いますし、短いながらも二人の取り調べでの対決はさすが二大名優、見応えのある演技でした。ラスト、ひとりさびしく出所するワシントンの姿でエンドになるところが気に入りました。バカな監督だと、弁護士になったラッセル・クロウに出迎えさせるんですよね、邦画にありがちなパターンですけど。
【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-11 23:57:34)
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