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《ネタバレ》 いやはや恐れ入りました。初っ端から出し惜しみをしない潔さ!
開始1時間ほどで良くも悪くも食傷気味でしたが「怪獣映画」としては満足です。 昭和、平成作品とも常連のキングギドラですが、間近での描写はある意味斬新(^^;。 名脇役ラドン(デカすぎ?)にしてもここまで丁寧に描写してもらえるとは、嬉しい誤算でした。 主役ゴジラについては、やられてやられて死にそうになりながら最後に一撃でガツン!まさにコレですよコレコレ。 (エンドロールによるとゴジラは本人が演じているらしいです…^^;) 全体としては、本家ゴジラに対し予想以上に敬意が払われていたことに驚かされました。 オマージュ満載というより、邦画ゴジラの映像をハイレベルにすればこうなるといったくらい違和感なかったです。 ストーリー展開のほうは、強引ドタバタです。 絶好のタイミングでの寸止め、寸前で踵をかえすといったベタなシーンがこれでもかと繰り返されます。 こういった頭の悪そうな展開にしても、この際どうでもよさそうな人間ドラマにしても、邦画ゴジラシリーズを忠実に再現していると言えるでしょう(^^; 今回ゴジラの擬人化がある程度進んでしまいましたので、今後に若干の懸念は残ります。まさか勝って“シェー”はしないでしょうが、プロレス化してしまった迷走の歴史は繰り返さないことを切に願います。 とにもかくにも芹沢博士まさかの「オキスジェンデストロイヤー返し」…やっていることは突拍子もないですが、いろいろな意味でジ~ンときました。 ケン・ワタナベに最高のシーンを用意してくれた監督さんに感謝です! 【午の若丸】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-06-01 13:12:50)
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